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2011年11月25日

立川談志師匠を偲んで


立川談志師匠がお亡くなりになったとのことです。

謹んでご冥福をお祈り致します。

最初は弟子の方でもご存じなかったとのことで、家族だけで密葬されたそうです。

家元(落語立川流の家元なので)のダンディズムだったのかもしれないですね。

まとめサイトネイバーでも、まとめられています。







どのような方だったかは皆様ご存知だと思いますので割愛。

個人的には、「新釈落語噺」に新鮮な驚きをもったことを思い出します。

引っ張り出して再読を始めました。

立川談志師匠を偲んで
これは「その2」ですね。

自分は設定厨でして、対象の本体にアプローチする前に、設定から入り、また、テキストから解題していくタイプなんですが。

落語に関しても同じ事で、小学生のころの小学生向けの落語全集から入り、興津要先生の「古典落語」全6巻を読み、果ては桂文珍、桂三枝の新作落語がまとまったものまで読み漁りました。

そんな中で、家元の「新釈落語噺」に出会いました。

「テキストとしての落語」に対して、それぞれ解題していくというものです。

落語もいわゆる古典落語はある程度の知識がなければ楽しめないデス。

「千早振る」にしても、在原業平のあの和歌を理解していなければ、ひとつも面白くない。

そういう中で、この本は当時の世相にあわせて、再構築をおこなったものだと自分はとらえております。

まあ、これだけのことが出来るには、よっぽどその対象を理解していなければできないことです。

学生時代に、日本近代文学から新古今和歌集までいろいろ読み解きましたが、学生ごときに簡単にできるものでは御座いませんでした。

このようなことを通して、「落語の本質」に迫っていったのでしょうか。

youtubeなどに動画が上がっていますので、生で聞くことが能わないのであれば、この土日、家元を偲びつつ視聴させていただこうかと思っております。

改めて、ご冥福をお祈りいたします。




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    Posted by 情熱小林 at 20:28│Comments(0)雑感
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